平成22年度研究委員会

平成22年度研究委員会報告


コンクリート用混和材料の最新技術に関する研究委員会

活動期間

平成21年5月〜平成23年3月

活動経過

1)幹事会
第3回(平成22年12月6日)各WG進捗報告・今後の予定の確認、
適宜、メールで打合せを実施。
2)全体会議
第3回(平成22年12月6日)各WG進捗報告・今後の予定の確認
適宜、メールで打合せを実施。
3) 化学混和剤関連WG
第6回(平成22年5月21日)報告書内容に関する議論
適宜、メールで打合せを実施。
4)混和材関連WG
第6回(平成22年6月23日)報告書内容に関する議論
第7回(平成22年10月18日)報告書内容に関する議論
適宜、メールで打合せを実施。
5) 補修・補強関連WG
第5回(平成22年6月30日)報告書内容に関する議論
適宜、メールで打合せを実施。

活動成果・活動報告

本研究は、コンクリート用混和材料(混和剤、混和材)に関する最新の技術について、特に北海道の寒冷環境下における多種多様な使われ方と使用上の注意点や問題点に関して調査研究を行い、一部に評価研究を追加し、コンクリート混和材料の最新技術に関する情報を整理研究した。活動は、3つのWGが分担した。@化学混和剤関連WGでは、コンクリート用の各種化学混和剤(薬品)に的を絞って最新情報の調査研究を行った。A混和材関連WGでは、セメントやコンクリートに練り混ぜる混和材(粉体)について最新の調査研究を行った。B補修・補強関連WGでは、各種混和材料に由来する補修材料について最新情報を調査研究した。さらに最近の研究開発が目覚しいエポキシ樹脂や接着材関連製品等に関する補修材料についても、最新情報を調査研究した。平成23年3月22日に参加者139名から成る報告会を開催し、報告書に基づき研究成果を報告した。


報告書の概要(目次概要)

第1章 はじめに(研究の背景及び委員会の設立と活動、報告書の構成)
第2章 骨材をめぐる最近の動向(骨材需給の状況、コンクリートの乾燥収縮問題と骨材の乾燥収縮、副産物の有効利用、国際整合化の動向、規定の根拠に関する調査、環境負荷問題)
第3章 混和剤の最新品質性能と規格(JISに分類される最新の混和剤の動向、その他の最新の混和剤の動向)
第4章 混和材の最新品質性能と規格(JISに分類される最新の混和材の動向、その他の最新の混和材の動向、特殊コンクリート用混和材)
第5章 最近の補修・補強の材料及び技術(最近の補修・補強の材料及び技術について、エポキシ樹脂の特性と塗布浸透型のエポキシ樹脂、超微粒子高炉スラグを混入したコンクリートひび割れ注入材、塗布型高性能収縮低減剤、フライアッシュを用いた自己修復コンクリート、ひび割れ低減用耐アルカリ性ガラス繊維ネット、エポキシ樹脂グラウト、超微粒子高炉スラグと有機短繊維を混入した補修用モルタル、繊維・アクリル系粉末樹脂を混入したポリマーセメントモルタル系補修材、防錆剤混入ポリマーセメントモルタルの塩害対策、北海道の橋梁における表面含浸材を用いた補修・補強の例、高機能仕上げ補助・初期塗膜養生剤、 コンクリートの速硬性混和材、炭素繊維成型帯板貼付補強工法、北海道におけるRC造建築物の補修・補強の材料及び技術、北海道における鉄道構造物の補修・補強の材料及び技術、 北海道における土木構造物の補修・補強の材料及び技術、北海道の高速道路における補修・補強の材料及び技術)
資料1.コンクリートの物理性状に及ぼす型枠剥離剤の影響に関する検討
資料2.収縮低減剤を使用したコンクリートの耐凍害性の検討
資料3.各種混和材料を用いたコンクリートの耐凍害性
付録:技術資料集

委員会名簿


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コンクリート構造物のライフサイクルマネジメント研究委員会

活動期間

平成22年4月〜平成24年3月


活動経過

開催回数 5回

1)第1回委員会:平成22年6月9日(水)
場所:北大工学部  参加:12名出席
内容:設置趣旨,活動目的,成果イメージ,委員紹介,LCMの意見交換
2)第2回委員会:平成22年8月3日(火)
場所:寒地土木研究所  参加:14名出席
内容:開発局における道路管理現状報告,北海道公共土木施設長寿命化検討委員会報告,札幌市橋梁長寿命化修繕計画報告
3)第3回委員会:平成22年9月27日(月)
場所:北大工学部  参加:14名出席
内容:鉄道における維持管理,港湾事業における維持管理
4)第4回委員会:平成22年12月10日(金)
場所:北方建築総合研究所  参加:10名出席
内容:建築分野における維持管理実態,今後の委員会の進め方に関する議論
5)第5回委員会:平成23年3月10日(木)
場所:北大工学部  参加:11名出席
内容:相互比較表の議論,LCMの骨格に関する意見交換,次年度活動内容の確認

活動成果・活動報告

北海道のコンクリート構造物に特有の環境条件,使用条件に適用できるライフサイクルマネジメントシステムの構築を目的として,本年度は,各事業者等における構造物の維持管理の高度化に向けた取組みについて情報収集し,意見交換を行った。収集した事例は,国と北海道開発局における道路管理,北海道での公共土木施設長寿命化,札幌市橋梁長寿命化修繕計画,JR北海道での土木構造物維持管理,港湾の施設の維持管理,建築物のLCMおよび診断・改修技術である。これらを相互比較表に取りまとめる作業を進めている。


今後の活動予定

平成22年度に収集・分析した各事業者等での取組み事例を基に,点検診断,性能評価・将来予測,補修補強の意思決定等,LCMの項目毎の比較表を取りまとめる。これらをベースに,北海道のコンクリート構造物に適用可能なLCMシステムの骨格を形成するための活動を行う。特に,点検診断の高精度化としてグレーディングシステムの構築,将来予測としてマルコフモデルの適用,意思決定としてLCCモデルやNPVモデルの検討を行う。これらの成果を統合して取りまとめたLCMシステム(維持管理指針案)を提案する予定である。

委員会名簿


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